
【経済報道】 令和五年七月十九日に東京・東銀座にてポケモン(東京都港区、代取:石原恒和・宇都宮崇人)は、睡眠ゲームアプリ『PokémonSleep』のリリースを記念して「FUNSLEEPSUMMIT~睡眠をもっと楽しみに~」を開催した。

ゲストはお笑いコンビ「錦鯉」や元サッカー日本代表・丸山桂里奈(癸亥)、YouTuber・HIKAKIN(己巳)、「S‘UIMIN」柳沢正史(庚子)医師等。
宇都宮代取(己未、写真)は、「Pokémon Sleepを通じて睡眠に“楽しむ”という新たな価値を提案する事で、皆さんの睡眠に対するイメージを少しでもポジティブなものに変えたいと思っています。」と述べた。本アプリのリリースは二十日。
<睡眠を可視化>

本アプリは「睡眠計測ツール」としても活用する事を目指して開発。睡眠時間・睡眠タイプ・環境音のデータをアプリから振り返る事ができる。日毎の評価や週毎の睡眠の規則正しさ等も振り返る事ができる。
ゲストの三組は事前に本アプリを体験。
一週間近く本アプリを体験し、色違いのポケモン“マンキー”に出会ったHIKAKINの睡眠時間は短いものの、睡眠リズムとしては安定しているという結果になった。
睡眠不足のリスク

柳沢医師(写真)は日本人の睡眠不足につき、「短期的な睡眠不足は日中眠くなったり、イライラしたり、ミスが増える等、脳と身体の不調によるパフォーマンス低下を引き起こす可能性があります。中長期的な睡眠不足はメンタルの不調、生活習慣病、認知症のリスクを高める等、心身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。」と警鐘を鳴らした。
米シンクタンク「ランド研究所」の調査によると、日本人の睡眠不足を原因とした経済損失はGDP当たり約三㌫。
「人間は睡眠が充足していると、それ以上眠れない為、“寝貯め”の様に長い睡眠を取れるのは、睡眠負債を抱えている状態です。詰まり、睡眠負債を返すだけなので、寝貯めと表現されますが、睡眠貯金ができている訳ではないんです。」と事実を伝えた。

また「“不眠”は、自分が眠りたい時に眠れない状態の事を指しますが、実際にはきちんと睡眠を取れている事も多いです。」と続け、睡眠を可視化と自分なりの睡眠ルーティーンの大切さを訴えた。
画像:㈱ポケモン